123なんじゃもんじゃ(写真 1)キンラン(写真 2)ダイセンミツバツツジ(写真 3)13【りっか】【りっか】らないので「これはなんじゃ」と言ったとか。学名は「ヒトツバタゴ」。五月の連休ごろ真っ白な花を咲かせます。韓国で造林技官として働いていた松江市出身の杉坂治さんが昭和15年に苗木を持ち帰り松江市に寄贈。その苗木は松江城周辺に植えられ、さらに洞陀羅会という団体が苗木を増やし、かんべの里にもくださったのです。韓国には樹齢500年とも言われる巨木があり、天然記念物にもなっています。キンラン(金蘭)は、春野の名草のひとつです。けっし5月5日頃(旧 暦4月8日頃)5月5日頃( 旧 暦4月8日頃)「なんじゃもんじゃ」はとても珍しい木で、名前が分かて華やかではありませんが、その優雅な姿はだれの目も引きつけます。キンランは貴重な山野草ですが、残念なことに盗掘されることがよくあります。かんべの里では立札を立てて保護していますが、みんなで大切にしていきたいものです。ダイセンミツバツツジ(大山三葉躑躅)は中国山地や四国山地の岩場などに生えます。葉が枝先に3個輪生するのでミツバ(三葉)といいます。葉に先立って枝先の頂芽から紅紫色の花が1個咲きます。花冠は3〜4cmの漏斗形で5裂します。かんべの里山尾根ルートまむし池近くに群生し、新緑の中、鮮やかな色で咲き誇り美しいですよ。ダイセンミツバツツジ 新緑に映えるめいてくるころ〔末候〕〔末候〕ダイセンミツバツツジ「なんじゃもんじゃ」ってなんじゃ〔初候〕〔初候〕「なんじゃもんじゃ」ってなんじゃキンラン 優雅〔次候〕〔次候〕キンラン 優雅立夏立夏 しだいにしだいに夏めいてくるころ
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