かんべの里の二十四節気七十二候
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1234はんげしょうアジサイの花 (写真 1)ヤマモモの実 (写真 2)半夏生(片白草)(写真 3)ハンゲ(カラスビシャク)(写真 4)【げし】【げし】6月21日頃(旧 暦 5月26日頃)6月21日頃( 旧 暦 5月26日頃 )かんべの里事務所から民話館への道路にはたくさんのアジサイが植えられていて、「あじさい通り」と呼ばれます。また、かんべ茶屋裏の山手にもたくさんのアジサイが花を咲かせます。アジサイは漢字で「紫陽花」と書きます。また花の色が変化することから「七変化」ともいわれます。かんべの里のアジサイは、ガクアジサイやセイヨウアジサイなどがあり、花の色もそれこそ色とりどりです。アジサイにはやはり雨が似合います。かんべの里風の丘にはヤマモモの大木があり、実のなるころには、木の下が赤い実で絨毯をしいたようになります。また、風土記の丘駐車場入り口のヤマモモは実も大きく、シロップ漬けにするのに適しています。イザナギノミコトが、黄泉の国から帰る時、鬼どもを追い払ったのがヤマモモだったともいわれていますが、邪気を払う果実として昔から食されていたのでしょう。かんべ茶屋でもデザートとして提供しています。半夏生とは、ハンゲ(半夏)が生ずるころという意味です。ハンゲはカラスビシャのことですが、これは5月にすでに生えてきます。一方、ハンゲショウ(半夏生)という植物もあり、季節の半夏生のころ葉のいくつかが白くなります。この方が季節に合っているような気がします。でもっとも日が長く夜が短日が長く夜が短いころいころ〔末候〕半夏生 片白草となる〔末候〕半夏生 片白草となる〔初候〕アジサイの花 雨にぬれる〔初候〕アジサイの花 雨にぬれる〔次候〕ヤマモモの実 紅なり〔次候〕ヤマモモの実 紅なり16夏至夏至 一年一年でもっとも

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