かんべの里の二十四節気七十二候
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1234風の丘野草園にて撮影した丘虎の尾(オカトラノオ)(写真 1)、ネムノキの昼の様子(写真 2)、夜の様子(写真 3)ツバメの子育ての様子(2018 年 7月 5 日撮影 _ 写真 4)17【しょうしょ】【しょうしょ】丘虎の尾(オカトラノオ)は、花の形状が虎の尾に似ていることでその名があります。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がり、風にゆれる。白い花が下方から咲いていきます。このオカトラノオは機織工房の三島さんがプランターで育てていたものを株分けしてもらったものです。一方、かんべの里あやめ池下の湿地帯には沼虎の尾(ヌマトラノオ)がありますが、この尾は直立して、多数の白い花を密につけます。ネムノキは漢字で合歓木と書きます。夜、葉が左右の葉が閉じて合わさったようになるからです。その様子が7月7日頃( 旧 暦 6月13日頃)7月7日頃( 旧 暦 6月13日頃)夫婦仲良く寝ている姿に例えられたのでしょう。花言葉も「歓喜」「夢想」「安らぎ」です。「かんべ茶屋」横の開き戸の上にツバメが巣をつくり子育てを始めました。ヒナは4羽いたのですが、1羽は落ちて死にました。あとのヒナたちが親鳥にえさをせがみます。親 鳥はせっせとえさを運びます。ある日、朝行ってみると巣は空でした。無事に飛び立ったのでしょう。電線にはツバメが並んで止まっていました。梅雨が明けてけて本格的な夏本格的な夏になるになる〔末候〕ツバメの子 育つ〔末候〕ツバメの子 育つ〔初候〕温風 虎の尾をゆらす〔初候〕温風 虎の尾をゆらす〔次候〕ネムノキ ねむる〔次候〕ネムノキ ねむる小暑小暑 梅雨が明

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