かんべの里の二十四節気七十二候
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1234展望台後ろの栗の木 (写真 1)かんべ茶屋ののぼり旗(写真 2)トウテイラン(写真 3)民話館にて栗の木を飾る(写真 4)【しょしょ】【しょしょ】8月23日頃( 旧 暦7月1日頃)8月23日頃( 旧 暦7月1日頃)かんべ茶屋ののぼり旗は大庭公民館野津前館長に書いていただいたものです。「かんべ茶屋」と「打ち立て 出雲そば」の紅白の旗が涼しくなってきた風にゆれています。朝晩の涼しさに秋を感じるころです。ところで、「天高く馬肥える秋」といいますが、秋の代表的な雲は巻積雲(うろこ雲、いわし雲ともいう)、高積雲(叢雲、羊雲ともいう)などです。いずれも高い空の雲です。空気が澄んきたので、空が高く見えるのでしょう。葉も茎も白い綿毛におおわれています。茎の先端に穂状に多数の青紫色の花をつけます。トウテイラン(洞庭藍)という名前は、花の色が中国の洞庭湖の水の色のように美しいことからつけられました。工芸館から民話館への道沿いに植えられています。かんべの里には丹波栗と柴栗の両方があります。丹波栗は民話館横の畑に数本あり、毎年たくさんの栗が実り、かんべ茶屋では栗ごはんにして秋の味覚を楽しんでいただいています。丹波栗の収穫が終わると、柴栗が落ちてきます。しやわらぐころ〔初候〕涼風 至る〔初候〕涼風 至る〔次候〕トウテイラン 青なり〔次候〕トウテイラン 青なり〔末候〕栗の実 落ちる〔末候〕栗の実 落ちる20処暑処暑 暑さがさが少しやわらぐころ

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