かんべの里の二十四節気七十二候
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二候作成方針作成方針それぞれの季節に合った動植物の変化を具体的に表したものです。それぞれの季節に合った動植物の変化を具体的に表したものです。とても大切なことだと思います。そして、季節の移り変わりを楽しみ、とても大切なことだと思います。そして、季節の移り変わりを楽しみ、ちなみに、「気候」という言葉は、「節気」と「候」を合わせてできたものです。ちなみに、「気候」という言葉は、「節気」と「候」を合わせてできたものです。ところで、七十二候はもともと中国で作られ、日本の気候風土と合わないものところで、七十二候はもともと中国で作られ、日本の気候風土と合わないものもありました。そこで、日本独自の七十二候が作られましたが、もありました。そこで、日本独自の七十二候が作られましたが、それも全国的なものなのでこの出雲地方には気候的、地理的に合わないもの、それも全国的なものなのでこの出雲地方には気候的、地理的に合わないもの、時代の変化の中でほとんど見られなくなったものなどが多くあります。時代の変化の中でほとんど見られなくなったものなどが多くあります。また自然と人間の営みの関係を暦(特に旧暦)と照らし合わせてまた自然と人間の営みの関係を暦(特に旧暦)と照らし合わせて七十二候は二十四節気をさらに3つに分けたもので、七十二候は二十四節気をさらに3つに分けたもので、日常生活の中から季節感がどんどん失われていく昨今、日常生活の中から季節感がどんどん失われていく昨今、七十二候によって自然の営みにもう一度目を向けていくことは七十二候によって自然の営みにもう一度目を向けていくことは自然と共に生きる暮らしを少しでも取り戻していきましょう。自然と共に生きる暮らしを少しでも取り戻していきましょう。また、七十二候の表現・表記は現代用語からすると難しくまた、七十二候の表現・表記は現代用語からすると難しく親しみにくいものもあります。親しみにくいものもあります。そこで、かんべの里では、一年の自然の移り変わりを観察し、そこで、かんべの里では、一年の自然の移り変わりを観察し、かんべの里独自の七十二候を作ることにしました。かんべの里独自の七十二候を作ることにしました。① 1874 季節や地域に合わないものを「かんべの里」およびその周辺の地域に合ったも 季節や地域に合わないものを「かんべの里」およびその周辺の地域に合ったも のに変える。 のに変える。表記は簡略な文字を使い、かつ覚えやすい短文とする。② 表記は簡略な文字を使い、かつ覚えやすい短文とする。七十二候に合わせ、「侯」として表記できなかった動植物のことや③ 七十二候に合わせ、「侯」として表記できなかった動植物のことや「てんぐの森」「てんぐるの森」の散策路、旧暦のイベント、かんべの里 「てんぐの森」「てんぐるの森」の散策路、旧暦のイベント、かんべの里周辺の農作業、森の幼稚園やプレーパークの活動なども付記する。  周辺の農作業、森の幼稚園やプレーパークの活動なども付記する。※写真の桜「陽光」・・・かんべの里入り口駐車場にて年(明治7年)発行の官暦(本暦・略本暦)の「本朝七十二候」をもとに、1874 年(明治7年)発行の官暦(本暦・略本暦)の「本朝七十二候」をもとに、02かか ん べ の里七十

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