かんべの里の二十四節気七十二候
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1234かんべの里西側進入路横のふきのとう(写真 1)民話館横の小川のほとりに勢いよく伸びてきたせり(写真 2)かんべ茶屋で好評の「ふきのとうの天婦羅」(写真 4)07【りっしゅん】【りっしゅん】雪解けの土の中から顔をのぞかせるふきのとう(蕗の薹)は、春一番の山菜です。若芽に蓄えられたエネルギーが、独特の香りや苦みとなり、冬の間にこわばっていた体をめざめさせ、新陳代謝を促します。春の七草は、せり、なずな、ごぎょう(ははこぐさ)、はこべら(はこべ)、ほとけのざ(こおにたびらこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)です。かんべの里では、旧暦の1月7日ごろに「旧暦の七草がゆを楽しむ会」を開催しています。このころになるとかんべの里周辺で七2月 4日頃(旧暦1月6日頃)2月 4日頃( 旧暦1月6日頃)草すべてを摘むことができます。民話館のつららは巨大です。長いものは1mもあります。玄関前は□があるのでつららができませんが、その左右の屋根には□がないので、つららがどんどん長く、太くなります。つららは出雲弁で「さいさい」と言います。2021年2月20日に松江地方に「春一番」が吹きました。前年より20日早い春一番でした。写真は2018年の春一番の日に写したものです。民話館のつららの先からは水滴がぽたぽたと落ちていました。 暖かいかい春風が吹春風が吹くころくころ 春の始春の始まりまり旧暦の七十二候ではでは、このこの季節季節からから新年が始旧暦の七十二候新年が始まる。まる。ふきのとう 顔を出す〔初候〕〔初候〕ふきのとう 顔を出すセリ 栄う〔次候次候〕セリ 栄う〔末候〕春一番 氷を解く〔末候〕春一番 氷を解く立春立春

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