人と手から生まれる
ものづくりにふれる
工芸館では、作家それぞれが館内の工房で作品制作を行っています。
ここで作られる作品は、普段の暮らしの中で目や手にするようなものが中心で、
「こんな風にできるんだ」という発見があります。
また、作家のこだわり、アイデアが込められた作品には、
大量につくられる工業製品にはない味わいや
人の手にしかできないような繊細な仕事を目にすることができ、
「ものづくり」のおもしろさ、すばらしさを感じていただけます。
各工房には、体験メニューもありますので
ぜひお越しいただき、目と手でものづくりをお楽しみください。
作家:村山 創達
体験できます
主に家具の注文制作をしています。
無垢の木を使った伝統工法により、永くお使いいただけるものをお作り致します。
また、お祝いの品などもご要望に応じて承ります。
木工体験はコマ、ヨーヨーなどの玩具から、スプーンなどの実用的なものまで体験年齢に合わせたメニューをご用意しております。
作家:長崎 誠
体験できます
松江の籐細工は江戸時代末期に下級武士の内職として始まりました。
籐細工は、全国的に職人が少なくなった現在、長崎家は幕末から続いており、籐を編み上げ花びらのような形を作る「花結」は、2代目が考案し、一子相伝の高度な技術は、花かごや茶道具の炭斗などに編まれ、珍重されています。
作家:三島 純子
体験できます
絣は、遠くインドに起源を発したと言われます。
この地方でも、かつては、女性であれば紡ぎ織る手仕事は普通の生業でした。出雲地方の伝統工芸として欠かせないものに機織が挙げられます。
経糸が藍一色、白い緯糸で模様を織り出す絵絣は、故遠藤小間野が考案し、河井寛次郎が「安来織り」と命名したもので、「民藝:の前身「工芸」の表紙を飾った織物です。
作家:山本 将之 / 石橋 優
体験できます
お茶碗、湯呑み等の器を1個~2個作ることができます。
器からオブジェ、置物など自由に創作していただけます。ご希望の制作をご相談ください。
焼き上がりまで2カ月程度かかります。