昭和51年8月にお宅でうかがった話である。関敬吾博士の分類を借りると、二つの話がいっしょになったものといえる。両者とも「本格昔話」に属しているが、前半部は「動物報恩」の「狐遊女」の話で、ここでは狐が猫となって語られている。また、後半部は「愚かな動物」の「猫と南瓜」の話である。そしてこの二つが合体して今回の話が成立しているのである。