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蛍、蛍、こっち来いポッポ(動物の歌)

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お知らせ

 この「館長の部屋」での昔話は、本館で製作し販売している『島根のわらべ歌CD』の元歌を紹介することにしました。CDでは県立松江東高校合唱部、松江市立城北小学校児童、松江市立大庭幼稚園園児によってうたわれたものが入ってますが、元歌は収録していませんので、それを紹介することにしたものです。歌い手がちょっと忘れかけたのを、家族の方が側で教えているところも出ていて微笑ましいところなども味わってください。
 今回のCDでは城北小学校三年生の児童がうたってくれています。よろしかったら『島根のわらべ歌CD』の実物をご購入の上お聴きください。

CD紹介ページはこちら>>


歌詞

元歌・大田市川合町吉永 酒本安吉さん・明治17年生・昭和36年7月収録

蛍 蛍 こっち来い ポッポ
あっちの水(みざぁ) 苦いけえ こっちの水(みずぁ) 甘いけえ
こっち来い ポッポ


解説

 全国的なのは、「ほーほー蛍来い」で始まり、「こっちの水は甘いぞ…」までと最後は再び「ほーほー蛍来い」で収めるスタイルであろう。
 ところが、この歌はやや独特である。いろいろな地方を言語伝承を求めて歩いていて、このように独自な伝承に出会うと、何か宝物でも見つけたような喜びを覚える。
 さて、それでは類歌の特徴あるものを紹介しよう。まず鳥取県のものから。鳥取市佐治村尾際では、

ほ ほ 蛍来い 蛍来い 小さな提灯さげて来い
ほ ほ 蛍来い 蛍来い
あっちの水は苦いぞ こっちの水は甘いぞ
ほ ほ 蛍来い 蛍来い(福安初子さん・大正4年生)

 小さな提灯さげて来い」と蛍の明かりのたとえに特徴がある。
 東伯郡湯梨浜町原では、

蛍来い 山道来い
ランプの光で みんな来い(尾崎すゑさん・明治32年生)

 短く引き締まった詞章に特色がある。次に島根県のもの。江津市桜江町渡で、

ほー ほー 蛍来い
あっちの水ぁ苦いぞ こっちの水ぁ甘いぞ
貝殻持てこいブウ飲ましょ(門田ヤスエさん・大正8年生)

 「貝殻持てこいブウ飲ましょ」は素朴であろう。
 この大田市のものも「…ポッポ」がおもしろい。


使い方

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